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靴屋さんで靴を手にとって見る&試し履きをするときのマナー

今回は、

「紳士たるもの、マナーを守ってスマートに買い物をしたいよね」


というテーマのもと、靴屋さんで靴を見るときや試着するときに押さえておきたいマナーや知っておくと良さそうなことをまとめてみました。

目次

1.革靴を手にとって見るときに靴の表面(アッパー)をさわらない。

2.試し履きをするときは靴べらを使うようにする。

3.その靴に合わせるつもりの靴下を履いた上で試し履きをする。

4.まとめ(3つ)

.革靴を手にとって見るときに靴の表面(アッパー)をさわらない。

靴のアッパーをさわらない。
「アッパー」とは靴の靴底以外の部分(表面)のことです。

お店で展示されている革靴を手にとって見るときに靴の表面(特につま先)をさわってはいけません。

というのも、これは靴の種類にもよるのですが、革靴のつま先はぱっと見たときに1番目に入りやすい部分ということもあってか、側面や背面など、他の部分よりも質の良い革が使われていることが多いんですね。

そして、革靴の表面は光沢が出て見栄えが良くなるようにお店の人が布(クロス)で磨いていることが多いです。

その磨いている部分を手でさわると、指紋がついてしまうことがあるんです。靴に指紋がついてしまうと、次にその靴を見た人がいい気になりません

・・とはいえ、それだけであれば、お店の人には仕事を増やしてしまって申しわけないのですが、後できれいに磨き直せばいいだけなので、それほど大きな問題ではありません。

ただ、夏の暑い時期や汗をかいているときなど、場合によっては、指紋と一緒に指の脂(皮脂)が靴の表面についてしまうことがあるんですね。 靴に指紋がつく=皮脂がつくと解釈することもできます)

これが靴にとって良くないんです。靴の種類によっては、皮脂がついてしまうと革の色が変化してしまう(汚なくなる)ことがあるんですね。

そうなると、ディスプレイ用の靴として・・しいては商品として使いものにならなくなってしまいます。

「靴のつま先を手にとって靴を見るようにしていると、知らず知らずのうちにお店の人に迷惑をかけてしまうことがあるかもしれない」ということです。

もちろん、1人のお客さんが1回さわっただけでものすごく汚れてしまうというわけではありません。しかし、靴屋さんに展示されている靴は不特定多数の人が毎日のように手に取って見ています。

「チリも積もれば何とやら・・」ということですね。


そうならないように・・、お店で靴を手にとって見るときに靴を汚さないようにするためには。
靴の表面(アッパー)ではなく、かかとや靴底あたりの指でさわっても指紋がつかない部分を持つようにするといいでしょう。

上手くいけばお店の人に「おお、このお客さんはなかなか分かってるじゃねーか」と思わせることができるかもしれません。

指紋がつかないところを持つ

もし手に汗をかいていたり、手が汚れていたりする場合は、お店に入る前にハンカチやタオルなどで手をふくようにするといいでしょう。


また、皮脂がつくことで靴が汚れるのは革靴だけではなく、スニーカーも同じです。
ですので、スニーカーを持つときも革靴を持つときと同じように、靴の表面をさわらないようにするといいでしょう。



とまあ長くなってしまいましたが、かくいう私も、このことを知らなかった20代前半のころに7〜8万円くらいするブランドもののビジネスシューズを手でベタベタさわっていて靴屋の店員に「お客様、それはちょっと・・」と注意されたことがあります。

よほどのことでもない限り、お店の人がお客さんに注意をすることはそうそうないと思いますので、それを言われたということは・・・、そういうことです(汗

今この記事を読んでくださっているみなさんはくれぐれも私と同じ失敗をしないように〜( ^ω^)

.試し履きをするときは靴べらを使うようにする。

革靴を試着するときはお店の人が靴べらを用意してくれることがほとんどです。で、革靴を試し履きするときに靴べらを使うわけですが。

靴べらって普段から使う習慣をつけておかないと、いざお店で「どうぞ」と手渡されても手際よく使うことができない(=ぎこちない)んですよね。

「どれだけ服のセンスが良くても、振る舞いがスマートではない人はおしゃれではない」


という言葉があるように、紳士たるもの、靴べらひとつとってもスマートに使いこなし、大人の男の余裕を見せつけたいものです。

⇒関連:革靴のお手入れ方法2

.その靴に合わせるつもりの靴下を履いた上で試し履きをする。

これはマナーというよりは自分のためですね。

ビジネスシューズを試し履きするのであればビジネスソックス、または薄手の靴下を履いた上で試着をするようにしないと、ちょうど良いサイズ感がつかめません。

厚手の靴下を合わせるつもりの靴を試し履きするのであれば、厚手の靴下を履いた上で・・ということですね。

.まとめ(3つ)

靴屋さんで靴を見る&試着するときには、

1.靴の表面(特につま先)をさわらないようにする。

2.靴べらを渡されて戸惑うことがないよう、普段から靴べらを使って靴を履く習慣をつけておく。

3.その靴に合わせるつもりの靴下を履いた上で試し履きをする。



以上、靴屋さんで靴を見るときや試着するときに押さえておきたいマナーについてでした!
紳士のみなさまのお役に立てれば嬉しいです (・∀・)



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トップへ|ページ上部へ|投稿日:2014/3/27

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