TOPコラム本当におしゃれな人ほど、大しておしゃれに見えないという話

本当におしゃれな人ほど、大しておしゃれに見えないという話

「東京タワー 〜オカンとボクと、時々、オトン〜」の著者で有名なリリー・フランキー氏が何かの本でこんなことを言っていました。(何の本だったのかは忘れました)

スタイリスト(美容師)っていうのは、先生と呼ばれる人ほど、何でもない、普通の服装をしている。
そんな人たちよりも、入店1〜2年の新人スタッフの方がよっぽどスタイリストらしい服装をしているように見える。(うる覚え)


私がこの言葉を知ったのは今から7〜8年前のことです。そのときには「ふ〜ん、そうなんだ」というくらいにしか思わなかったのですが、1年ほど前でしょうか。

何となくではあるのですが、この言葉について「ああ、リリーさんが言いたかったのは、こういうことなのかなあ」と、自分なりに解釈ができるようになってきました。

ということで今回は、私がリリーさんの言葉から「気づいたこと」をこの場をお借りしてシェアさせていただきたいと思います。ちょっと長くなりますが、最後までお付き合いいただけると嬉しいです。

目次

1.人間、自分よりもレベルが高すぎる人のことはわからない。

2.私が以前勤めていた会社の上司の例。

3.後になってから気づいたことなんですけど。

4.リリーさんの言葉に話を戻します。

5.あなたのまわりにも、本当におしゃれな人がいるかもしれない。

6.じゃあ、そういう人はどうやったら見つけることができるの?

7.そういう人を見つけたら、どうしたらいいの?

8.まとめ

1.人間、自分よりもレベルが高すぎる人のことはわからない。

リリーさんが言いたかったのはどういうことなのかっていうと。

人間、自分よりもちょっとレベルが高い人のことは「この人はレベルが高い人だ」とわかる。

でも、あまりにもレベルが高い人のことには、「自分とのレベル差がありすぎて、その人のレベルが恐ろしく高いということに気づかない」


ってことなんじゃないのかなあと。


ちょっとわかりにくいかと思いますので、私個人の事例を紹介させていただきたいと思います。

2.私が以前勤めていた会社の上司の例。

私が以前勤めていた会社の上司Yさんは、言葉は悪いのですが、その業界での経験年数がYさんの半分くらいしかない、部下の私の目から見ても、それほど仕事ができる人のようには見えませんでした。

新人がするような凡ミスをしょっちゅうやらかしますし、Yさんがやらかしたミスの後始末を私や他の社員がする・・なんてこともザラにありました。

Yさんはよく、私や他の同僚社員に

「ねえ、○○君(さん)にお願いしたいことがあるんだ〜。私もいろいろ頑張ってみたんだけど、なかなか上手くいかなくって・・。やり方は○○君に全部まかせるから、お願いしてもいいかなあ?」

こんな感じの言い方で仕事をブン投げていました。まあ、いわゆるムチャ振りというやつですね。

当時はそんなYさんに対して「もう、しょうがねえなあ、この人は」なんてことを思いながらも・・。

それでも、頼りにされているのだから悪い気がするわけではなく、それどころか、「せっかく頼まれたんだから、Yさんが予想している以上に出来のいい仕事をしてやろう!」と、振られた仕事を心のどこかで楽しんでいる自分がいました(笑

一方、Yさんは私たちに仕事を振ったことで空いた時間を使い、上司のYさんにしかできない仕事をやっているようでした。

3.後になってから気づいたことなんですけど。

Yさんは、人の上に立つ者としては当たり前のことでもある「他の人でもできることは他の人にやってもらって、自分自身は、自分にしかできないことをやる」をただ、ただ実行していただけなんですよね。

「○○君(さん)がやった方が上手くいくと思うから・・」なんてお願いの仕方は、私や同僚が振られた仕事に対して嫌な気分にならないように・・快く引き受けてくれるようにするための言い方だったんだなあと。

しいては、「Yさん本人が自分の仕事をする時間を確保するための言い方」だったんだなあと。

実際、Yさんの社内での評価は、かなり高かったです。

でも、私は長い間「Yさんが実はすごい人だ」ということに気づくことができませんでした。
私は長い間「Yさんはたしかにいい人だけど、決して仕事ができる人というわけではない。なのに、何でこんなに社内での評価が高いんだろう?」なんてことを思っていました。

今にして思えば、当時の私からすれば「Yさんのレベルが高すぎて、Yさんのレベルがとてつもなく高いことに気づけなかった」んだと思います。

例えが悪いのですが、「頭が悪いと思っていた人が実はメチャクチャ頭が良くて、その人の頭の良さに気づけなかった自分がバカだっただけ」という感じです。

右のスズメみたいな感じ。たぶん、このスズメはこの後やられる(笑

4.リリーさんの言葉に話を戻します。

私たちのような普通の人から見たら、入店1〜2年の新人スタイリストは、私たちよりもちょっとだけおしゃれだから・・。

私たちよりも、ファッションのレベルがちょっとだけ上だから、「うわ〜、やっぱり美容院で働いている人はおしゃれだなあ・・」と、すごくおしゃれに見えることがあります。

例え話です、念のため。実際にはそうでもないことがあります。
⇒関連:美容院でありがちな質問や不安をまとめてみた(Q10)


人間、自分よりもちょっとだけレベルが高い人のことには気づくことができるんですね。

でも、先生と呼ばれるようなトップスタイリストの人たちは、ファッションにおいては私たちよりもはるかに上のレベルにいるので。
「髪を切るのは上手いんだけど、見た目はどこにでもいるような、普通のお兄さん、お姉さんなんだなあ」と見えることがあります。

自分よりもレベルが高すぎるから、「その人がメチャクチャおしゃれな人だ」ということに気づけないんですね。場合によっては、普通の人に見えてしまうことがあるんですね。

5.あなたのまわりにも、本当におしゃれな人がいるかもしれない。

私もそうなんですけど、友人や会社の同僚など、身近な人のファッションを参考にする人は多いと思います。

私なんかは、まわりに「あっ、この人はおしゃれだなあ」と思う人を見つけたら「どんな風にコーディネートをしているのか、どこのブランドの服を着ているのか」などをしれっとチェックすることがあります。


で・・ですね、これはもしかしたらの話なんですけど。

あなたの身の回りにも、先ほどお話した「先生と呼ばれるぐらいのトップスタイリスト」のような、メチャクチャおしゃれな人がいる可能性があるんですね。

6.じゃあ、そういう人はどうやったら見つけることができるの?

これは服好きの私がいろんな人の服装を見てきた・・つまるところが、私個人の経験上での話にしかすぎないのですが。

ぱっと見て「この人はおしゃれだなあ」と感じる人は、たしかにおしゃれな人だとは思うのですが、後になってから思うと、その人たちは「メチャクチャおしゃれな人」ではありませんでした。

もちろん、おしゃれな人であることには違いがないのですが、「メチャクチャおしゃれ」というよりは、「自分と同じくらい、もしくは、自分よりもちょっとおしゃれな人」という感じでした。

本当におしゃれな人っていうのは、よーく見ないと気づけないことが多いです。

たとえば、あなたのまわりにこういう人っていませんか?

・すっごくおしゃれっていうわけじゃないんだけど、いつもこぎれいな服装をしている人。

・遊びでも、仕事でも、レジャーでも、冠婚葬祭でも。どんなシーンでも、そのときそのときに合わせた、そつのない服装をしている人。

・「この着こなしはイマイチだなあ」「この服はちょっと・・」なんてことを思うような、イマイチな服装をしているのを見たことがない。


もし、そんな人が身近にいたら・・。

その人は、メチャクチャおしゃれな人の可能性があります。

7.そういう人を見つけたら、どうしたらいいの?

もし、あなたの身近にそんな人がいたらしめたモノです。その人が着ている服やコーディネートをいろいろと観察してみるといいですよ。たとえばこんな感じです。

・ジャケットとインナーの組み合わせ方。

・どんなトップスにどんなパンツを合わせているのか。

・どこのブランドの服を着ているのか、どこで服を買っているのか。

・どんな色のカットソーにどんな色のパンツを合わせているのか。

・ジャケットの裾の長さは?インナーの裾の長さは?

・どんなアクセサリーを身に着けている?何個身に着けている?

・身長や肩幅に対して、どのくらいの大きさのカバンを持っている?

・その人の肌の色は色白?色黒?自分の肌の色は?


シャツにしても、パンツにしても、カーディガンにしても。

何でもないように見えて、本当におしゃれな人が身に着けているものには、すべて意味があります。

本当におしゃれな人は、本人が意識しているにしろ、していないにしろ、「自分にはどんな服が似合うのか、似合わないのか、どのくらいのサイズがいいのか、何色が似合うのか」などのことを知り尽くしています。

そういう人のファッションを観察することは、下手に雑誌を読むよりもよっぽど勉強になります。

そうしていくうちに・・、そういう人のファッションを観察しているうちに・・「この人、実はむっちゃおしゃれな人かもしれない!」と感じることがあるかもしれません。

そうなったら、ますますしめたモノです。

何でかっていいますと、「今までは大しておしゃれに見えなかった人のことをおしゃれな人と思えるようになった」ということは、あなた自身がその人のレベルに近づいた何よりの証拠だからです。

自分のレベルが高くなればなるほど、よりレベルの高いものが見えるようになる」ということですね。

もしそうなったら、今まで以上にその人のファッションを観察し、いろいろと参考にしましょう。

8.まとめ

・本当におしゃれな人ほど、大しておしゃれに見えないことがある。

・本当におしゃれな人は、よーく見ないと分からないことが多い。

・もしそんな人を見つけたら、いろいろと観察してみるといい。


以上、私がリリーさんの言葉から「気づいたこと」でした。でも、ひょっとしたら私の解釈の仕方が間違っているかもです。

先生と呼ばれるレベルのスタイリストの人は「自分の見た目のことなんてもうどうでもよくなっていて、おしゃれおしゃれする気もなく、ただ単に動きやすくてラフな服装をしているだけ」という可能性もありますしね。

まあそれはそれ、これはこれということでよろしくです! 

長々と最後までお読みくださり、ありがとうございました (・∀・)


おわり


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