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冬のアウターはどれがいい?コートの素材(生地)の種類と特徴まとめ

コートによく使われている素材の種類や特徴を大まかにでも知っておくと、自分の好みに合ったアウターを見つけやすくなる。


ウールにアンゴラ、カシミヤと、コートに使われている素材ってたくさんありますよね。これだけ種類がたくさんあると、

「どの素材のコートが1番暖かいんだ?1番軽いんだ?1番丈夫なんだ?」


こんなことが気になったことのある人は少なくないと思います。


でも、

・同じウール100%のコートでも、ウールの品質が違うと暖かさや着心地が違ってくる。

・同じカシミヤ100%のコートでも、コートの丈が違うと暖かさや着心地が違ってくる。

・「Pコートは防寒性が高い、ステンカラーコートは風を防ぐ効果が高い」など、コートの種類によっても、暖かさや着心地が違ってくる。

・コートの素材や種類が違うと、それだけ見た目の印象も違ってくる。


などなど、「どの素材のアウターが1番いいのか、1番暖かいのか、1番軽いのか」なんてことは、結局のところ、そのコートを実際に着てみないとわかりません

とはいえ、コートによく使われている素材の種類や特徴を大まかにでも知っておくと、自分の好みに合ったアウターを見つけやすくなります


ということで今回は、冬のアウターの主役・コートの表地によく使われている素材(生地)の種類と特徴についてまとめてみました。


冬のアウター選びの参考になれれば幸いです。

目次:コートの表地によく使われている素材(7つ)

1.ウール(Wool)

2.ラムウール(Lamb's Wool)

3.メルトン(Melthon)

4.ポリエステル(Polyester)

5.アンゴラ(Angora)

6.カシミヤ(Cashmere)

7.ツイード(Tweed)


8.どの素材が1番いいのかをランキングにしてみた

9.おわりに

1.ウール(Wool)

ウールの特徴
羊の毛、またはそれを織った布のことをウールといいます。

ウールの長所は暖かくて保湿性が高いことです。シワになりにくいというのもありますね。
ウールは暖かいということもあってか、コートだけではなく、スーツやニットなど、幅広い衣服の素材に使われています。

コートの中では、Pコートやダッフルコートの表地によく使われています。

⇒関連:アウターの種類と特徴(6つ)


「ウール80%よりは90%、90%よりは100%」という風に、ウールが使用されている割合が高くなるにつれて暖かくなります。そのぶん、コートの価格も高くなります。

体感的には、「もし真冬用のアウターとしてウールのコートを着るのであれば、ウールの割合は、少なくても70%以上は欲しいかな」と感じています。
ウールの欠点
ウールの品質によっては手触りがカタく、チクチク感じることがあります。

また、「ウールは縮みやすく、日光で変色しやすい。アイロンをかけるとテカりやすい」という欠点もあります。
ウール製の衣服は自宅で気軽に洗濯できない」ということですね。

そして、ウールは後述するカシミヤやポリエステルに比べると重たいです。

かくいう私(30代・男)も真冬用のアウターとしてウール100%のPコートを愛用しているのですが、コートをハンガーにかけるときにふっと「重たい!」と感じることがあります。

生地がぶ厚いので、「手を動かしたときに脇のあたりがごわごわして動きづらい!」と感じることもあります。


そのため、もし「暖かさだけではなく、動きやすさも重視したい」というのであれば。
ウールだけではなく、「ウール90%、ポリエステル10%」という風に、他の素材が混紡されているコートを選ぶのもいいかもしれません。
まとめ
ウールは暖かいがそのぶん重たく、「モノによっては肌触りがカタい」という難点もある。

ウールのアウターを着るのであれば、「ウールと他の素材が混紡されているコートを選ぶ」という選択肢もある。

2.ラムウール(Lamb's Wool)

ラムウールの特徴
生後数ケ月以内の子羊から刈りとった羊毛のことをラムウール(ラムズウール)といいます。

ラムウールはウールに比べると毛が細いことが特徴です。それもあってか、ラムウール製の衣服は柔らかく、肌触りがとても良いです。

価格は通常のウールよりも高いです。

暖かくて軽いからなのか、ラムウールはコートだけではなく、マフラーの素材として使われていることも多いですね。


マフラー タグ
私が使っているマフラーはラムウール75%、アンゴラ25%でした。実際、このマフラーはむっちゃ軽いですし、暖かいです。

⇒関連:ヒルトップのマフラー(ラムウール×アンゴラ)のレビュー
まとめ
ラムウールは通常のウールよりも軽い・柔らかい・肌触りがいい。そのぶん値段も高い。

3.メルトン(Melthon)

メルトンの特徴
毛織物を縮絨(しゅくじゅう)した後、織物の表面が見えないようにを起毛し、(毛羽立たせた)フェルトのように仕上げた生地のことをメルトン地、メルトン仕上げといいます。

・・とまあ「何のこっちゃ?」という感じですが、平たく言うと、メルトン仕上げとは、

「生地の密度を高めて保温性や耐久性、見た目のゴージャス感を向上させたよ! (*´∀`)」


ということです。私の解釈が間違っていたらごめんなさいですけど。

最近では、メルトンウール(メルトン仕立てのウール)のPコートが有名&人気ですね。
メルトンのコートは落ち着いたデザインをしたものがたくさんあるので、普段使いだけではなく、スーツにも合わせることができます。

私物のPコート
ちなみに、ウールの項でお話した、私が愛用しているウール100%のPコートもメルトン地です。
メルトンの欠点
メルトンは生地の密度(繊維の密度)が高いため、モノによっては重たいことがあります。
まとめ
メルトン地のコートは生地がぶ厚いため、暖かくて丈夫。ただし、モノによっては重たいことがある。

4.ポリエステル(Polyester)

ポリエステルの特徴
ポリエステルはナイロン、アクリルと合わせて「3大合成繊維」といわれています。

ポリエステルは「丈夫・水に強く乾きやすい・シワになりにくい・軽い」など、その使い勝手の良さ&加工のしやすさからワイシャツやジャケット、ウインドブレーカーなど、さまざまな衣服に使用されています。

⇒関連:ワイシャツの生地の種類はどれがいい?


ポリエステル製のアウターは丈夫なので、「傷が入ったらどうしよう・・」なんて細かいことを気にせず、ガンガン使うことができるのがいいですね。
ポリエステルの欠点
暖かさや肌触りのよさ、着心地の良さではコットン(綿)やウール、カシミヤに劣ります。また、ポリエステル製の衣服は毛玉ができやすいです。

とはいえ、ポリエステルは「シワになりにくい」というメリットがあるからなのか、
1着あたり10数万円もするような高価なアウターに「カシミヤ90%、ポリエステル10%」という風に使われていることがあります。
管理人の雑感
個人的には、服の種類にもよりますが、「ポリエステルが多く含まれている衣服は、真冬用のアウターには寒いかな・・」と感じています。




使用7〜8年目に突入した「表地、裏地ともにポリエステル100%」のラベンハムのキルティングジャケット。とっても軽く、使い勝手も良いのですが、1月や2月には寒いです。

ちなみにこの服は何年も使っているのにもかかわらず、毛玉がまったくできていません。ひと口にポリエステルといっても、服の種類や品質によって使用感が違ってくるんですね。
まとめ
ポリエステル製のアウターは丈夫で使い勝手がいい。価格も安い。しかし、暖かさや着心地の良さではウールやカシミヤに劣る。

5.アンゴラ(Angora)

アンゴラの特徴
アンゴラうさぎという、思わずモフモフしたくなるような顔をしたウサギから刈り取った毛のことをアンゴラといいます。⇒グーグル画像検索(アンゴラウサギ)

アンゴラはニットやコート、マフラーによく使われています。

アンゴラは「肌触りが良く、暖かい。そのうえ軽い」と、とても着心地が良い素材です。
「決して安くはないものの、カシミヤほど高価ではない」というのもいいですね。
アンゴラの欠点
1本1本の毛が細いからなのか、毛が抜けやすく、他の衣服にくっつきやすいです。また、ポリエステルやウールに比べると摩擦に弱くデリケートな素材のため、痛みやすいです。

そのため、アンゴラ製のコートを買うのであれば、アンゴラ100%のものよりも「アンゴラ○○%、ウール△△%」という風に、他の素材と混紡されているものを選んだ方がいいかもしれません。
まとめ
アンゴラ製のコートは軽くて暖かい。が、デリケートな素材のため、取り扱いには注意が必要。

6.カシミヤ(Cashmere)

特徴
カシミアヤギから取った毛、またはそれを織った布のことをカシミヤといいます。

カシミヤは「1本1本の毛が細く密度が高いため暖かく、手触りは絹のようになめらか。その上軽く、光沢もある」という、もう至れり尽くせりの高級素材です。
欠点
カシミヤはアンゴラと同じくデリケートな素材(アンゴラ以上?)です。摩擦に弱いため擦り切れやすく、毛玉もできやすいです。
まとめ
カシミヤは「最高の着心地の良さ」と「最高の使い勝手の悪さ」の2つをあわせ持つ、極端な素材ですね。

カシミヤ製のコートを着るのであれば、アンゴラと同じく、カシミヤ100%ではなく、他の素材が混紡されているものを選ぶのもいいかもしれませんね。

7.ツイード(Tweed)


※楽天
ツイードの特徴
ツイードといえば、かわいらしい見た目とザラザラとしたさわり心地が特徴ですね。ツイード製の衣服は生地がぶ厚いため暖かく、そのうえ丈夫です。
ツイードの注意点
ツイード製の衣服はカジュアルよりの印象です。

そのため、ツイード製のアウターをスーツの上に着るのであれば、「スーツやネクタイの色を控えめにする」などして、カジュアルになりすぎないように気をつけるといいでしょう。

8.どの素材が1番いいのかをランキングにしてみた

今回紹介した素材を独断と偏見でランキングしてみました。なお、メルトンは生地ではなく、生地の織り方なので省いています。



暖かさ
ツイード>カシミヤ>アンゴラ≧ラムウール>ウール>>>ポリエステル

カシミヤではなく、ツイードが1位なのは「ぶ厚いことは正義」という感じです。ちなみにウールの順位が低いのですが、ウールも十分暖かいのでご安心を。



軽さ
カシミヤ>アンゴラ≧ラムウール≧ポリエステル>ウール>ツイード

軽さではカシミヤが1番ですね。とはいえ、個人的には、ポリエステルまではそれほど大差ないように感じています。
それに、ウールやツイードが重たいといっても、重さの違いは服によってピンキリですしね。



丈夫さ
ポリエステル>ツイード>ウール>ラムウール>>アンゴラ>カシミヤ

丈夫さでは、ポリエステルが1番でしょうか。

私の場合、ウールまでは気をつかわなくても大丈夫、ラムウールはちょっと丁寧に扱う、アンゴラからはもっと丁寧に・・という感じです。



価格
カシミヤ>アンゴラ≧ラムウール>ウール≧ツイード>ポリエステル

値段はカシミヤが1番高いですね。アンゴラとラムウールは「どちらかといえばアンゴラの方が高い」という感じです。

9.おわりに

ウールにせよ、カシミヤにせよ、どの素材のアウターを着るにしても。

素材だけで決めるのではなく、「実際に着てみたときの着心地やサイズ感、見た目の好み、どんな服に合わせるのか」など、いろんなところをトータルで考え、自分に合ったアウターを見つけることができるといいですよね。

ちなみに、アウターの素材は「ベビーアルパカ(軽い・暖かい・激高)やゴアテックス(防水透湿性素材・アウトドア向け)」など、今回紹介した以外にもたくさんあります。気になる人はいろいろと調べてみてくださいね。


以上、コートに使われている素材の種類についてでした!
長々と最後までお付き合いくださり、ありがとうございました (・∀・)



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トップへ|ページ上部へ|投稿日:2013/11/30

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