TOP男の髪形美容院で恥をかいた話を淡々と書いていく

美容院で恥をかいた話を淡々と書いていく

仕事にしろ趣味にしろ、人間、慣れないうちはどんなことでも失敗をするものです。失敗を重ねてこそ、上手くできるようになるものなのです。しかし、失敗をするよりは失敗をしないにこしたことはありません。

というわけで今回は「私がこれまでに美容院でやらかした数々の失敗&恥をかいた話」をしていきたいと思います。

美容院に行き慣れていない人は私と同じ失敗をしないよう、慣れている人は「バカだこいつ」という感じの生暖かい目でお読みいただけると嬉しいです。

なお、ここから先は「当時のナマの感情をできるだけリアルに伝えたい」と思いますので、誠に勝手ながらタメ口でお話させていただきます。

じゃあ、さっそく始める。

今回は以下の5つの話をする。タイトルを読んで「んんっ!?」と思った人は遠慮なくブラウザを閉じてほしい。その方が賢明だ。

1.人生はじめてのパーマ
2.美容師に悩み相談をしてみた
3.MESH TO ASH
4.お前のことなんか誰も見てねーんだよ
5.恋の海に沈んだ


ひ、引き返すのなら、今のうちですよ?


1.人生はじめてのパーマ

高校3年生のころ、俺は生まれてはじめてパーマをあてた。当時はグレイやラルクアンシェルなどのビジュアル系バンドが大流行していた。「カリスマ美容師」なんて言葉も流行っていて、美容院で髪を切る男性が少しずつ増え始めていた時代だ。

「おしゃれな男はモテる」

見た目のことよりも受験勉強を頑張らなければいけないのに、当時の俺はそんな世間の風潮にすっかり流されていた。幸い、髪形には比較的自由な高校だっ

ーどうでもいいので省略



はじめてあてるパーマは「スパイラル(螺旋)パーマ」というものにした。スパイラルパーマとは、髪の毛にロッドをぐるぐる巻いてあてる、いかにもパーマ風といった仕上がりのパーマだ。

はじめてのパーマをスパイラルパーマにした理由は「おしゃれなミュージシャン」といった感じになりかったからだ。そして、そうなると思っていた。

美容院には髪形のことについて特集されていた雑誌を持っていき、「こ、こ、ココ、このスタイルにしゃーせいっっ」とお願いした。すごく緊張していた。

イメージ的には、女慣れしていない男が自分の卒業アルバムを女性に見せ、「これこれ、高校の時の俺なんだよ!どお、格好いいでしょ? しょ?」と指でアルバムをつんつんするような感じだ。

椅子に座ること約2時間、ようやくパーマが終了した。シャンプーでパーマ液を流し、セットしてもらった。

鏡の前にはコントの世界の人がいた。美容師は何も言わなかった。俺はパーマ代の1万円を支払って店を出た。お小遣いと春休みのバイトでためた大切な1万円だ。

家に帰った。「ふふっ」。姉は穏やかに微笑んでいた。

次の日、学校に行った。クラスの友人は「ダウンタウンの浜ちゃんみたい」と暖かくむかえてくれた。

数日後、俺は薬局で「パーマ落としの薬(ストパー液?うる覚え)」を買い、自分でパーマを落とした。髪の毛はガビガビに痛み、数か月は恥ずかしい毎日を送った。

みんな、もしパーマをあてるのなら悪いことは言わない、はじめてのパーマは「すぐに落ちるかもしれないけど、クセ毛っぽいテイストが出るゆるめのパーマ」程度におさえておけ!

2.美容師に悩み相談をしてみた

あれは21歳のころ、もうすぐ大学を卒業するのにもかかわらず就職先が決まらず、「俺の人生、どうなるんだろう・・」と、ウンウン悩んでいたときのことだ。

当時の俺は高校のころから同じ美容院に通いつづけ、担当の美容師(以下Aさん)と顔見知りになっていた。ちなみに、30をすぎた今も年に数回はAさんに髪を切ってもらっている。

話を戻す。

就職先が決まらないっていうのは、本人の努力不足っていうのももちろんあるが、世の中の情勢や景気に影響される部分もあるから、「何が悪い、何が原因なのか」なんてことは明確には言えない。

でも、当時の俺にはそんなことはどうでも良かった。

それよりも、当時の俺は就職先が決まらない→そのまま大学を卒業する=小、中、高という、今まで何のトラブルもなく進んできた「人生のレールを外れること」が怖かったんだ。社会とのつながりがなくなるというか、どこの誰でもない自分になるというか。

「自分がどこにも、誰にも必要とされていない人間」だということを実感することが怖かったのかもしれない。

今現在就職活動をしている人も社会人の方も、こういうことを考えたことがある人って少なくないと思うんだ。たとえ安定した勤め先があったとしても、今のご時世、リストラや倒産、地震など、何がおこるかわからないわけだし。

当時の俺には社会で働いている年上の友人なんていなかったから、髪を切りに行った時、Aさんに「自分はこれからどうしたらいいんだろう・・」「就職できなかったら人生どうなるのかが不安」とか、同年代の友人には言いにくい悩みを相談してみたんだ。

そんな俺にAさんはこう言ったんだ。







「えーっと、ここ、美容院だよ?」








つうこんのいちげき!


みんな、美容院での世間話はほどほどにしておくことだ!

3.MESH TO ASH

これは19か20の頃の話だ。当時の俺は「メッシュ」というカラーリングをしてみたくなったんだ。
メッシュというのは、間違えていたら申し訳ないんだが、「髪を部分的にカラーしたり脱色すること」、もしくは「髪の色に網の目のような模様をつけたカラーリング」のことだ。

カラーを決意した俺はさっそく美容院に行った。俺は美容院が掲示してくれたヘアスタイルのカタログの中から好みのスタイルを指さし、こう言った。「アッシュ系のカラーにしてください!」

何事もなくカラーリングは終わり、結果もまずまずだった。俺は満足げな顔をしながら、店をでた。


家に帰った俺は「アッシュ=灰」ということに気づいた。燃やしてどうする。





これはワイファイをウィーフィーと言うようなものだ。美容師は笑いをかみ殺しながら施術していたのだろうか。そう考えただけで泣けてくる。それに、くやしい。


みんな、美容院で髪形を伝えるときは、「シャギーとか、レイヤーとか、ツイストパーマとか」ヘタに専門用語なんて使わないほうがいいぞ!

相手は髪の毛のプロだ。「俺はわかってるんだぜ」てな感じの見え透いた虚栄心なんて、見破られるのがオチだ!

4.お前のことなんか誰も見てねーんだよ

これは比較的最近、2〜3年前のことだ。俺は20代後半の頃から、ストレスなのか加齢なのか、こめかみ付近に白髪が目立ちはじめた。

誰だっていつかはそうなるからしょうがないとはいえ、気になるものはやっぱり気になる。そんな俺は、世間一般の人はどうしているものかと、40代・男性のベテラン美容師(以下Bさん)にいろいろと聞いてみたんだ。

たとえばこんなことだ。

Q1.30前後の男性のお客さんで白髪染めをする人はいるのか
A1.お店でする人はあんまりいないけど、お客さんから「白髪染めをしている」と聞くことはある。
Q2.白髪が増えるのをとめることはできるのか
A2.できるようになりつつある。しかし、そのためには、継続的なケアが必要。時間もお金もかかる。体質もあるが、白髪予防にはストレスをためないのが1番。
Q3.年齢の割に白髪が多い男って、実際のところどうなのか
A3.変に思うことはないけれど、白髪が少ない人の方がやっぱり若く見える。


俺はBさんにこんな感じの質問を続けていた。その途中でBさんが俺にこんな質問をした。




Bさん「えっとですね、俺さん、実は私もこめかみあたりに白髪が多いんですけど、私の顔をぱっと見て気になりましたか?気づきましたか?」


俺「ううん、全然」


Bさん「人ってね、他人のことなんてどーでもいいんですよ。たいていの人は自分のことしか考えていないものなんですよ」


俺「!!」


俺は質問するのをやめた。夢も希望もない話だが、見事なまでに正論だ。


みんな、自分が思っているほど相手は自分のことを見ていないんだから、髪形のことで必要以上に神経質にならない方がいいぞ!

5.恋の海に沈んだ

これは23の時の話だ。当時の俺はひとことで言うと、こんな男だった。


「ど、ど、ど、ど、童貞ちゃうわ!」


そんな俺は、美容院に行ったときにシャンプーをしてくれるアシスタントの女の子(以降Cさん)と世間話をしていた。ちなみに、Cさんはけっこうかわいい。
話をしていくと、Cさんは俺と同じ高校だったこと、そして、年が3つ違うため、高校に行っていた期間は被っていなかったことがわかった。

そのことがわかったとき、Cさんは俺にこう言った。


「あら〜、学校に通っていた期間は被っていないんですね、なんだか残念です〜」


今にして思えば、なんてことのない世間話だ。「ですよね〜」とでも笑顔で返しておけばいいだけの話だ。しかし、当時の俺には、Cさんのセリフがこんな感じに聞こえたんだ。


「あら〜、学校に通っていた期間は被っていないんですね、なんだか残念です〜///」


我ながらものすごい想像力だ。しかし、いくらなんでもこのひと言で好きになるほど俺はバカじゃあない。せいぜい「Cさんは俺に気があるのかな?」くらいのものだ。

数か月後、美容院でCさんと世間話をしていたとき、Cさんは俺にこんなことを言った。


「この間俺さんが言っていた映画を見たんですけど、すっごく面白かったです〜」


接客業では、こういう会話はよくあることだ。俺も接客の仕事をしたことがあるのでよくわかる。2、3回も同じお客さんを接客すると、多少なりとも相手のことを覚えるものなのだ。
接客業というのは、お客様にいい気分になってもらってなんぼだから、サービス精神でこういうことを言うときも多々あるものなのである。

しかし、当時の俺はCさんのこのひと言だけで恋の海に沈んだ。俺はシャンプーをしてもらっているその場でCさんを食事に誘った。

ちなみに、当時の俺は実家暮らしのパラサイトフリーター、Cさんは立派な社会人だ。もちろん、俺の方が年上だ。

ここまで勝ち目がない戦いも珍しい。俺は次に髪を切りに行ったとき、Cさんと何事もなかったかのように世間話をしていた。ありがとう、Cさん。


みんな、店員さんとキャッキャできるなんてことはまずもってありえないから、美容院での世間話はほどほどにしておけ!




※下ネタ注意

おわりに

アホなことばかり言ってしまい、申し訳ございません(笑

小物使いが上手くなりたい〜をはじめ、いつもいろんな記事で説教くさいことばかり言ってしまっているので、今回は私の失敗談をさらすことにしました。

何かひとつでも「参考になるor共感できる」ことがあったとしたら幸いです。ここまでお付き合いくださり、ありがとうございました。



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